2015年3月29日日曜日

世界防災会議ユース企画を終えて

こんにちは!
CYJの植原です。
3月半ばに行われた世界防災会議に伴なって開催されたユース企画に何人かのメンバーが参加してきました。
私達CYJとしては、自分たちの活動紹介や気候変動と防災の関わりについて発表を行い、文書作りのワークショップに参加してきました。参加者の2人の感想をまとめて掲載したいと思います。

 防災というテーマを軸に、医療・住居・環境・ボランティアの各分野からユースが集まるイベントに参加し、色々な視点が混ざり合う刺激的な経験をすることができました。
普段は、環境分野からのみ物事を考えがちですが、異分野のユースの話を聞くことによって改めて視野の広がりを意識し、また彼らと協働していくことで将来の活動の可能性が広がるとも感じました。

 1日目からの成果としての宣言文をまとめる作業は、「COPにおいて会議をまとめる時もこんな雰囲気なんだろうか・・」と少しわくわくしました。何より、ディスカッションの結果を一つの文書にできたことは嬉しかったし、これから私たち含め、各分野のユースが、この成果文書の内容をそれぞれの活動において実践していかなければならないと思いを新たにしました。(青山)

 今回、防災フォーラムにユースとして宣言するために参加したことは私にとってとても意味のあるものとなりました。
 何故なら東日本大震災を通して今後の防災に危機意識を持つ同世代の人たちと出会えただけでなく、今後の自分と向き合うきっかけにもなったからです。今回ユースとして防災フォーラムに参加して、私が特に良かったという点はそれぞれ関心のある分野を学んでいる人たちと、様々な意見を交わせたことにあります。防災、ボランティア、気候変動、災害医療、住居といった面で、一人一人がそれぞれの分野に思考を巡らせたことは'防災'とは何なのかと考えるきっかけともなるプログラムでした。
 一方、今回のプログラムの良くなかった点について、全体を通して、各々の持つ知識が明らかに豊富ではなかったことや、数字を使わず説明することで自分たちの考えが本気のものなのか頭に浮かんでいることを何となく言葉にしただけなのか、曖昧なものとなったことが挙げられます。また、どうしたら良いのだろうと疑問を抱く以前に、何故こうなったのだろうと現実的な面に関して、全体的に何となく意識が薄かった気もしました。
 最後に、今回最も楽しかったこととして、今回の機会に宮城県を観光できたことがあります。半日かけて観光した松島では、自然につくられた島々が津波の影響を軽減するものとして役立った為、地震の被害があまりなかったという事を学びました。その面に関して、防波堤など人工でつくられた物は壊れやすいということを現地の人からお聞きしました。(自然の力って偉大だなあと感じました!) (柴田)


 年度が替わりますが、新年度も気候変動問題に対し様々なアプローチを続けていきたいなと思います!最後まで読んでいただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いします!

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