2016年1月26日火曜日

【連載:「パリ協定」は世界を変えるの!?】 第2回:気温上昇を「2℃/1.5℃未満」で食い止めよ!

【連載:「パリ協定」は世界を変えるの!?】
第2回:気温上昇を「2℃/1.5℃未満」で食い止めよ!
こんにちは!
アドボカシーチームの津田です。
今日はパリ協定の中でも「気温目標」に注目したいと思います!



●2100年には気温が4.8℃も上がる?
みなさん、現在世界の平均気温はどれくらい上昇していると思いますか?
世界気象機関によると、現在世界の平均気温は産業化以前より約「1℃」上昇しています!
たった1℃ですが、すでに途上国では水没や豪雨により深刻な被害が出ています。
IPCC第5次評価報告書は、このままでは世界の平均気温は今世紀末には最高で4.8℃上昇すると予測しています。


深刻な被害を防ぐには気温上昇「2℃」未満に抑えることが必要だと言われています。
しかし、すでに被害を受けている途上国はこれでは不十分だと「1.5℃」未満を主張しました。
「1.5℃」を達成するには、現在の化石燃料主体の社会からの大転換が必要です!
しかし、今回のパリ協定では「2℃目標」「1.5℃目標」が記載されました!
つまり今後、世界の対策は「2℃/1.5℃目標の達成」のために行われます!
これは「起こってからでは遅い、今すぐの大きな対策が必要だ!」という世界へのメッセージです!

第3回は「今世紀後半に、排出量は実質ゼロ!」です。

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