2012年11月27日火曜日

COP18開幕!国内組よりメッセージ ~各国から見た、日本の交渉姿勢とは??~



こんにちは!
CYJ国内組スタッフで慶応義塾大学2年の小竹です。


我らがCOP18派遣組がドーハに行ってから早2日が過ぎ、
既に現地で様々な活躍をしてくれています^^


これからまだまだ1週間と少し、
ワールドカフェなどを通じた海外ユースとの交流や、
その他様々なアクションを計画しているので、乞うご期待です!!

と、ユースの活躍に期待を寄せる気持ちにあふれる中、
やはり国際交渉の動向に対する不安も拭えません。。
日本は既にCOP18第一日目にして化石賞を受賞してしまいましたが、
各国から見た日本の姿勢について、開幕前から特に気になっていたことがあります。


"25%削減目標を撤回してはいないものの、革新的エネルギー・環境戦略で
2020年度CO2削減目標に対し90年度比5~9%を示してしまった日本は、
他国の目にはどのように移っているのでしょうか?また、その姿勢をCOP18では
どう指摘され、それに対して日本はどのように対応するのでしょうか?"


実は、11月半ばに英国大使館の環境・エネルギー部の方からお話を伺う機会
があり、その疑問を投げかけてみました。すると、やはり「『革新的エネルギー・
環境戦略』は日本の国内政策に向けられたものではあるものの、英国やEU諸国
を始めとする他国もしっかり注目をしていて、これに対する矛盾や批判の声が
あがることもやむを得ないでしょう。」とのことでした。
(実際のお話でのフランクな表現では、政府交渉官レベルの方々が国家戦略の
文書を読んだ際、「何これ?日本、どういうこと??」という反響だったそうです。。)


日本とイギリスの比較では、今後のエネルギー政策の中で原子力にどれだけ頼るのかという
姿勢が大きく異なるため、一概に野心のレベルを評価することは難しいと思いますが、
主張の背景にあるものを探りつつ、国内組としてもこのような視点で
交渉を追って行きたいな、と思います。



また、私自身は、COPの現場にはまだ行ったことがないので、
現地のみなさんには、ぜひ自分の目で見て感じられるものを思う存分
吸収してきてもらいたいなと思うと同時に、
それらを発信してもらえることを、とても楽しみにしています♪^^

早速、日本時間の30日(金)(18:30-20:50)では中継があるので
現地から生の声を届けてもらえますね♪♪


また、現地のみなさんには、そのためにも健康と安全にお気をつけて、
頑張って欲しいと思います!



ではでは、失礼しました^^

0 件のコメント:

コメントを投稿