2014年11月29日土曜日

COY10の1日目に参加して

こんにちは!今年のCOP20派遣者の北です。
ついに、リマにてCOY10が始まりました。現地28日(金)がCOYの1日目です。
朝8時というタイトな開始時刻に滑りこみましたら、世界各国から多くのユースがすでに大勢集まっていました。
開催地が南米であることから、半数近くが南米からの参加者だったので会議の一部はスペイン語のみで行われ、
理解がなかなか追いつかない場面もありました汗

オープニングセレモニーには、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)フィゲレス事務局長の方のような大物も居らっしゃって、COY10への関心と期待の高さが伺えました。
ユースはこれからのリーダーであるとともに、未来に対しても責任を負っているという言葉で、自分たちの役割を再認識しました。


私は海洋環境についてのセッションと、マイクロ発電に依るコミュニティの再構築についてのワークショップに参加しました。
海洋については、魚類を始め、ウミガメやプランクトンが、急速な海水温の上昇や酸性化によりダメージを受けており、その重要性と対策についてペルー現地のユースの意見が発信されていました。このような現象は世界各国でも(もちろん日本でも)起きていることを参加者の意見から再認識し、
なかなか対策に乗り出さない政府に一刻も早く行動を呼びかけることが必要です。

後半は、マイクロ発電(小水力発電)の活用によって、インドネシアのコミュニティに電気を生んでそれをコミュニティの再構築にどのように活かすかと言う内容でした。
住民やNGO、政府や銀行などの役割に分かれ、それぞれが自分たちの役割で交渉しながら、最終的にコミュニティのどの家庭にどんな家電を配置して、どう配電するかまで話しあうことが出来ました。
こちらで学んだことは、やはり何かを変えるためには相当の情報をしっかり得た上で、関係者間の交渉と合意を時間かけてじっくりやらなければいけないということでした。企画者はそれを肌で実感しており、そのことが参加者である私達にもしっかりと伝わったと思います。


明日はいよいよ私達自身のワークショップの番です。
世界のユースの意見を深く理解し、お互いに満足して終わることを目標にして、成功を祈ります。

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