2016年11月14日月曜日

【COP22初日!!会場はどんな感じ?】

こんにちは!

2016年にモロッコ・マラケシュで開催されるCOY12/COP22の派遣メンバーの桐畑です。11月4-6はCOY(Conference of Youth)に参加していたのですが、11月7日ついにCOP22が開幕しました!!ここでは、COP会場がどんな感じか?私達なりに説明したいと思います!!

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ブルーゾーンにてThe AAA initiativeの展示に見入るメンバー

COPの会場はブルーゾーンとグリーンゾーンという二つのゾーンに分かれています。ブルーゾーンには、「会議場」「パビリオン(国などによる展示)」「サイドイベント会場」が、グリーンゾーンには「企業やNGO、様々な団体の展示」があります。

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会議場の様子

“国際会議って政治家や官僚が交渉する場じゃないの?なぜこんなにたくさんイベントをしているの??”と思いませんか??私はCOPに参加してみて最初に驚いたのが“多様性”です。COPでは、多様な立場の人が参加して気候変動に関わる多様なテーマについて情報発信や問題提起をしています。

国の代表だけでも、「先進国の代表」「今まさに経済発展している新興国の代表」「最貧国と呼ばれる国の代表」。それだけでなく、ノンステートアクターの重要性もCOPでは大変重要視されています。例えば、「NGO」「ビジネス」「先住民の人々」「若者」等などが挙げられます。

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ブルーゾーンのサイドイベント会場にて先住民の支援を行う団体のブース

パリ協定では、今世紀末までに排出と吸収をバランスさせるという意味において実質排出ゼロを目指すことになりました。ゼロカーボンの未来をつくるには、全ての主体の気候変動対策への参加が欠かせません。また、気候変動による台風等の影響は、インフラが整っていない途上国の方が深刻であると考えられます。字が読めない人、女性、子供、障害のある方など社会的に弱い立場の人には特に配慮が必要です。このように気候変動の影響は、世界各国それぞれ異なり、多様な主体が関わっていく必要があると言えます。

多様性と異なる状況への配慮が必要だと感じました!

以上です。

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