2012年12月2日日曜日

資金についての話


代表の廣瀬です。
COP18も1週目を終え、参加者が徐々に増えて来た印象があります。

COP18の大きな論点でもある資金について、(1)これまでの簡単な流れ、(2)資金から見たCOP18の論点、(3)今後の展望等の3回に分けて投稿していきます。

(1)これまでの簡単な流れ
これまでの気候資金メカニズムにおいて、いくつかの施策はされています。例えば以下の基金、機関の設立があります

COP18会場(AWG会合が開かれます)
・地球環境ファシリティ(GEF)
・気候変動特別基金(SCCF)
・後発開発途上国基金(LDCF)
・適応基金(AF)
・気候基金(CF)
・気候変動に関するハイレベル助言グループ(AGF)

それぞれの役割は省きますが、これだけの多くの機関が設立されている背景には、資金の重要性、途上国からにニーズがあります。しかしこれらが貢献・拠出する額はまだまだ小さく、カンクン合意、ダーバン合意を経て設立された緑の気候基金(GCF)の今後の期待が大きいです。

これは次回に続きまーす。

クリスティアーナ・フィゲレス事務局長とユースの対話
AWGLCA会合の様子



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