どうも!ドーハ滞在10日目の北井上です。
日本はこちらと比べると圧倒的に寒いんですよね・・・?
途中なのですが自分は今日のCOP18を見学したのちに帰国するので、そのまま風邪を引いてしまわないかが心配です。。。
さてさて。自分がこれまで追いかけられるだけ追いかけてきたADPについてお話をしようかと思います。
今日は、17:00からすべての会合(SBI,SBSTA,AWG-KP,AWG-LCA,ADP)のstocktakingが行われていました。
中身としては、まずそれぞれの会合のchair(議長)がこれまで1週間の議論の内容と現状を報告していました。
それぞれあまり長い時間をとったわけではなくざっくりと、という印象ではあったのですが、AWG-KPとAWG-LCAはそれぞれの論点に則ってスライドを用いて図示してくれていたので非常に分かりやすかったですね。
自分が追いかけていたADPに関してはスライドがなく口頭のみの説明だったので非常に残念でした。。。
そしてその後はいつものように、これまでの1週間の議論とそれによって出されたpaperに関する意見と今後の方針に関するstatementを、各グループの代表が3分間で行っていくというものでした。
このstocktakingとそれまでの会合やpaper、また色々な情報を得た感じだと、やはり現段階では大事な部分はあまり進んでいないという印象です。
paperによって大まかなコンセンサスが取れているのは、2013年から2015年までの間で、COPの期間においてADPが開かれること、2013年は4月と9月に準備会合が開かれること、その中でroundtable形式による会合やworkshopなどが開催されることなどでした。
また、重要かな?と思ったのは、2015年までの新枠組みを作らなければならないという確認と、2014年までに交渉テキストの要素を決める、という点かと。
やはり現段階では具体性があまりなく、roundtableで一切異論がなかったものを集めてまとめたような形式です。
やはり個人的な意見としては、バリ行動計画やベルリンマンデートのように、「ドーハ」という地名のついた、しっかりとした今後2015年までの計画作りがなされてほしいですね。
最近はroundtable1and2としてADPの会合が行われたり、そもそもADPに関する会合が「All parties and observers」から、「All parties and observer Status」に変わってしまい自分たちのような一般のobserverは見れなくなってしまってブラックボックス化してしまっていてちゃんと会合を聴くことができなくなってしまっているのが残念なところではありますが、様々な有名なNGOなどによる情報提供も一緒に確認しながらADPを追っていけたら、と思っています。
・・・帰国しても、COPの期間中は追いかけ続けられたら、と思ってます!
もう真夜中・・・今日は何時間寝れるんだろう笑
自分にとっての最終日を心の奥底から楽しんできます!
それでは^^
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