2012年12月6日木曜日

会議も終盤!?日本のポジションと交渉の進捗

こんにちは☆国内組の門川です。
12月に入り、就活が始まりましたね!
COP18の閣僚級会合も124日から始まっています!!


会合を前に長浜環境大臣は記者団に対し、
「資金支援では世界に貢献している!」
「すべての国が参加する新たな枠組みの発効のために努力が大事だ!」
と発言し、交渉の前進に向け各国に働きかけていくという姿勢を示しているものの、

*COP18 閣僚級会合が開始へ
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121204/k10013948791000.html


昨日5日の長浜環境大臣の演説では、
2020年までに温室効果ガス1990年比25%削減目標」や、
「発展途上国への資金援助の具体的数値」には、
触れられませんでした。

*温室ガス「25%減」には触れず=長浜環境相が演説
 http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a3%c3%a3%cf%a3%d018&k=201212/2012120501155


このような日本の姿勢に対して、
日本は後ろ向きな発言をし、交渉を妨げたとして、
不名誉な賞である「化石賞」を受賞し、NGOからの批判を受けました。

*日本また「化石賞」 環境相演説に低評
 http://www.asahi.com/international/update/1206/TKY201212060416.html


また、環境NGOの気候ネットワークは
「日本の温暖化対策が不十分な10の理由」をあげ、
日本の交渉姿勢を批判しています。

Kiko COP18/CMP8通信 No.3 (2012125)
 http://www.kikonet.org/theme/kiko.html

(心の声)が面白いので、ぜひ見てみてください^^


さて、交渉の進展はというと…
閣僚級の会合が本格化したことにより、議題によっては進展がみられます!
京都議定書第二約束期間の長さについては、
途上国は5年を主張するのに対し、EUを含む先進国は8年を強く主張し、
大きく対立がありましたが、
先進国が主張している8年とし、途上国に配慮して
先進国の削減目標を期間中に引き上げる仕組みを設けるよう、
調整している方向にあるようです。

*京都延長、8年で調整
 http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a3%c3%a3%cf%a3%d018&k=201212/2012120600126



 
さて、会議も終盤にさしせまっています。

何が決まり、何が次の課題として持ち越されるのか。

日本は様々な批判をどう受け止め、どうでるのか。

目が離せませんね!!

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