2010年12月2日木曜日

本日の化石賞 -Fossil Of The Day Award- 11/29

こんにちは
CYJの天海fromカンクン です!!

これから毎日、「本日の化石賞」について書いていきます!!

本日の化石賞とは・・・
CAN(Climate Action Network)が気候変動の交渉において
後ろ向きな発言をした国を表彰するのが本日の化石賞(Fossil Of The Day Award)です。


少し遅くなってしまいましたが、今回はCOP16における第一回目(11/29)の化石賞の紹介をします。



■第三位 カナダ■

・環境政策に関してアメリカに追従するという計画の下、弱い目標しか持っていないこと。
また、よりよいものにするためという理由で、いまだに目標を達成する計画が明文化されていないこ
と。

・バリ(COP13)で,科学的根拠のある目標(2020年までに、1990年比で25-40%削減)に強く反対したEnter John Baird氏が再び環境大臣となっていること。

以上のことから、カナダの貢献は建設的でないと評価されました。


■第二位 カナダ■
以下のように、多くのことを中止しようとしていることが評価されました。

・唯一の再生可能エネルギーに対する支援

・家を持っている人への高性能機器の導入支援

・カナダがホストを務めたG8とG20において、議題に気候変動が含まれなかったこと。


■第一位 カナダ■
以下のような国内におけるカナダ上院の取り組みが評価されました。

 カナダの上院は選挙で選出されていません。今月、この保守的なカナダ上院が議論さえせずに気候変動に関する先進的な法案を否決しました。
その結果、カナダの目標は科学的根拠がなく、2020年目標への透明性のある国内政策を行っていないということ。

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