2013年11月12日火曜日

フィリピンの台風を受けて

こんばんは。

国内でCOP19メンバーを陰ながらサポートしている廣岡睦です。
気候変動のCOPに集まるユースのメーリングリストがあるのですが、
COP時期には特に活発なやりとりが行われます。

今回はポーランドとの時差が8時間あるため、
日本でゆっくり寝て起きると、とてつもない量のメールが届いていたり…
もちろん全部英語ですので、大事そうなメールを頑張って見つけ、
読み取っています。

さて、そんなポーランドから届いたニュースを一つご紹介させてください。
COP19の1日目、フィリピン代表の方が
(中略)「(気候変動問題で)意義のある結果が視野に入るまで、会議期間中は断食する」と
発言されたようです。
これは、この度の台風30号での被害を受けて、
国際社会として、気候変動対策を重視したあり方へ早急に舵を取る必要があるという
強いメッセージです。

日本などの先進国に住む私たちは、どうしても気候変動による影響を受けにくく、
「本当に温暖化?」
「進んでも特に生活には影響ないんじゃないの?」
と思ってしまいがちです。
でも、こういった影響は特に途上国や社会的弱者(子ども・女性・高齢者とよく表現されますね)に、
甚大な被害を与えていきます。

今回の台風30号だけを見て「これは気候変動による影響だ!」とは言い切ることは難しいですが、
少しでも可能性があるならば、気候変動枠組み条約の
「予防原則=可能性があるなら早めに防ぐ努力を!」にのっとり、
行動を起こさないといけないのではないでしょうか。

そんなことをふと感じた夜です。


※記事は時事通信社2013年11月12日発表
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013111200068&g=int

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